【シニアの消費】乳卵類の消費 2020年4月
総務省統計局より発表される『消費動向指数』を元に、具体的な数字を交えてながら
シニアマーケットについて、テーマ別にご紹介します。
シニアマーケットをマクロ視点で捉える際にお役立てください。
以前の記事※で、1か月あたりの乳卵類の消費支出の合計は全体平均で3,133円(※4.6%)、60~69歳で3,435円(4.8%)、70歳~3,191円(5.1%)であり、60代は全体よりも多いですが、70代~は全体よりも少なくなっています。
※前記事:【シニアの消費】食料費の内訳 2019年8月
※( )内は食費全体を100%とした場合の割合
世帯主の年齢階級別1世帯あたりの食料支出金額一覧
今回は、食費の中から「乳卵類」の内訳をご紹介します。
世帯主の年齢階級別1世帯あたり乳卵類支出一覧
乳卵類で最も購入額が多いのは「牛乳」、「ヨーグルト」、「卵」の順
全体平均の乳卵類の合計金額は3,133円で、食費支出合計に対しての割合が4.6%※となっており、食費の中で9番目に多いカテゴリとなっています。
内訳の上位カテゴリは、「牛乳」1,041円で33.2%、「ヨーグルト」918円で29.3%、「卵」637円で20.3%となっています。
<全体平均>1世帯当たりの「乳卵類」支出 (%は構成比)
60~69歳は「ヨーグルト」の消費額が全体平均の約1.2倍
60~69歳の飲料の合計金額は全体平均が3,133円なのに対し、3,435円で全体平均よりも302円上回っており、約1.1倍の支出となっています。
内訳をみると、「粉ミルク」を除き全てのアイテムで全体平均よりも多く、また全体と同様に「牛乳」が1,106円と最も多く、次いで「ヨーグルト」1,063円、「卵」712円となっています。
全体と比較して差が最も大きいのは「ヨーグルト」で、全体平均が918円なのに対し、1,063円と約1.2倍となっています。
<60~69歳>1世帯当たりの「乳卵類」支出 (%は構成比)
70歳~は「バター」「チーズ」の消費金額が少ない
70歳~歳の飲料の合計金額は全体平均が3,133円なのに対し、3,191円となっており、全体平均よりも58円多く、ほぼ同額となっています。
内訳をみると、「牛乳」が1,171円と最も多く全体平均・60代よりも多い金額となっており、次いで「ヨーグルト」9433円、「卵」645円となっています。
また、「チーズ」は全体平均が396円なのに対し335円と約8.5割、「バター」は全体平均が70円なのに対し59円と約8.4割と少なくなっています。
<70歳~>1世帯当たりの「乳卵類」支出(%は構成比)
シニア世代は金額差は少ないものの、乳卵類に関しては全体よりも消費が若干多い傾向にあるようです。
※データ出典元:統計局「消費動向指数(CTI)参考詳細表 年次 2018年世帯主の年齢階級別(総世帯)を加工して作成
記事作成:2020年4月
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内閣府より発表される『高齢社会白書』を元に、具体的な数字を交えてながら
シニアマーケットについて、テーマ別にご紹介します。
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2020/4/8
高齢化率が最も高い都道府県は「秋田県」、最も低いのは「沖縄県」
平成30(2018)年現在の高齢化率は、最も高い秋田県で36.4%、最も低い沖縄県で21.6%となっています。今後、高齢化率は、すべての都道府県で上昇し、令和27(2045)年には、最も高い秋田県では50.1%となり、最も低い東京都でも、30%を超えて30.7%に達すると見込まれています。
また、首都圏を見ると、千葉県の高齢化率は、平成30(2018)年の27.5%から8.9ポイント上昇し、令和27(2045)年には36.4%に、神奈川県では25.1%から10.1ポイント上昇し35.2%になると見込まれており、今後、我が国の高齢化は、大都市圏を含めて全国的な広がりをみることとなります。
都道府県別高齢化率の推移
都市規模が大きいほど65歳以上人口の伸びが大きい
さらに、平成27(2015)年を基準年として、都市規模別に65歳以上人口の推移を見ると、都市規模が大きいほど65歳以上人口の伸びが大きい見込みとなっています。
一方で、「人口5万人未満の都市」では、令和2(2020)年をピークに65歳以上人口は減少し、令和17(2035)年には平成27(2015)年時点よりも65歳以上人口は減少する見込みです。
都市規模別にみた65歳以上人口指数(2015年=100)の推移
出典:内閣府『令和元年版高齢社会白書』
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シニアマーケットについて、テーマ別にご紹介します。
シニアマーケットをマクロ視点で捉える際にお役立てください。
以前の記事※で、1か月あたりの飲料の消費支出の合計は全体平均で3,988円(※5.9%)、60~69歳で4,170円(5.8%)、70歳~3,395円(5.4%)であり、60代は全体よりも多いですが、70代~は全体よりも少なくなっています。
※前記事:【シニアの消費】食料費の内訳 2019年8月
※( )内は食費全体を100%とした場合の割合
世帯主の年齢階級別1世帯あたりの食料支出金額一覧
今回は、食費の中から「飲料」の内訳をご紹介します。
世帯主の年齢階級別1世帯あたり飲料支出一覧
飲料で最も購入額が多いのは「果実・野菜ジュース」、次いで「茶飲料」
全体平均の飲料合計金額は3,988円で、食費支出合計に対しての割合が5.9%※となっており、食費の中で8番目に多いカテゴリとなっています。
内訳の上位カテゴリは、その他を除くと、「果実・野菜ジュース」558円で14.0%、「茶飲料」538円で13.5%、「コーヒー」415円で10.4%となっています。
<全体平均>1世帯当たりの「飲料」支出 上位10品目(%は構成比)
60~69歳は全体平均よりも「コーヒー」の消費額が多い
60~69歳の飲料の合計金額は全体平均が3,988円なのに対し、4,170円となっており、全体平均よりも182円上回っています。
内訳をみてみると、全体平均が「果実・野菜ジュース」が531円と一番多かったの対し、60代は「茶飲料」575円と一番多くなっています。
また、全体と比較して差が最も大きいのは「コーヒー」で、全体平均が415円なのに対し、516円と約1.2倍となっています。コーヒーを購入量が多いのか、商品単価が高いのか分かりませんが、全体よりもコーヒーをよく消費する世代だということが分かります。
半面、全体とのマイナス面で差が最も大きいのは「乳飲料」で全体平均が141円なのに対し、128円と約9割にとどまっています。
<60~69歳>1世帯当たりの「飲料」支出 上位10品目(%は構成比)
70歳~の「緑茶」消費金額は全体の約1.7倍
70歳~歳の飲料の合計金額は全体平均が3,988円なのに対し、3,395円となっており、全体平均よりも593円少なく、約8.5割となっています。
内訳をみてみると、全体平均が「果実・野菜ジュース」が531円と一番多かったの対し、70代~は「緑茶」が488円と一番多くなっています。
また、ほとんどの品目で全体平均を下回っていますが、「緑茶」、「乳酸菌飲料」の2つのみ全体平均を上回っており、特に「緑茶」に関しては、全体平均の約1.7倍と非常に消費金額が多くなっています。
その反面、全体平均と比較して最もマイナス面で差が大きいのが「コーヒー飲料」で、全体平均が381円なのに対して201円と、約5割にとどまっています。
<70歳~>1世帯当たりの「魚類」支出 上位10品目(%は構成比)
シニア世代は「緑茶」や「茶飲料」、「乳酸菌飲料」の消費が全体よりも多い傾向にあるようです。
※データ出典元:統計局「消費動向指数(CTI)参考詳細表 年次 2018年世帯主の年齢階級別(総世帯)を加工して作成
記事作成:2020年3月
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2020/3/17
65歳以上の者のいる世帯は約半分、「単独世帯」・「夫婦のみ世帯」が過半数
65歳以上の者のいる世帯について見ると、平成29(2017)年現在、世帯数は2,378万7千世帯と、全世帯(5,042万5千世帯)の47.2%を占めています。
昭和55(1980)年では世帯構造の中で三世代世帯の割合が一番多く、全体の半数を占めていましたが、平成29(2017)年では夫婦のみの世帯が一番多く約3割を占めており、単独世帯と合わせると半数を超える状況です。
65歳以上の者のいる世帯数及び構成割合(世帯構造別)と
全世帯に占める65歳以上の者がいる世帯の割合
一人暮らしの65歳以上が増加傾向
65歳以上の一人暮らしの者は男女ともに増加傾向にあり、昭和55(1980)年には男性約19万人、女性約69万人、65歳以上人口に占める割合は男性4.3%、女性11.2%でしたが、平成27(2015)年には男性約192万人、女性約400万人、65歳以上人口に占める割合は男性13.3%、女性21.1%となっています。
65歳以上の一人暮らしの者の動向
出典:内閣府『令和元年版高齢社会白書』
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シニアマーケットについて、テーマ別にご紹介します。
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以前の記事※で、1か月あたりの魚介類の消費支出の合計は全体平均で5,026円(※7.4%)、60~69歳で6,144円(8.5%)、70歳~6,400円(10.2%)であり、シニア世代は全体平均よりも消費が多くなっています。
※前記事:【シニアの消費】食料費の内訳 2019年8月
※( )内は食費全体を100%とした場合の割合
世帯主の年齢階級別1世帯あたりの食料支出金額一覧
今回は、食費の中から「魚介類」の内訳をご紹介します。
世帯主の年齢階級別1世帯あたり魚介類支出一覧
魚介類で最も購入額が多いのは「まぐろ」、次いで「さしみ盛り合わせ」
全体平均の魚介類の合計金額は5,026円で、食費支出合計に対しての割合が7.4%※となっており、食費の中で7番目に多いカテゴリとなっています。
内訳の上位カテゴリは、鮮魚2,541円で50.6%、塩干魚類940円で18.7%、魚肉練製品575円で11.4%となっています。
また、品目別にみると、その他を除くと「まぐろ」が3405円と最も多く、「さしみ盛り合わせ」312円、「さけ」307円となっており、比率は「まぐろ」が6.8%、「さしみ盛り合わせ」が6.2%、「さけ」6.1%となっています。
<全体平均>1世帯当たりの「魚類」支出 上位10品目(%は構成比)
60~69歳は全体の約1.2倍の消費量で「かに」「かき」の消費が多い
60~69歳の魚介類の合計金額は全体平均が5,026円なのに対し、6,114円となっており、全体平均よりも1,088円上回り、約1.2倍となっています。
また、全ての品目で全体平均を上回っており、最も消費額が多いのは「さしみ盛り合わせ」で425円、次いで「まぐろ」408円と全体平均と順位が逆となっており、「さけ」338円と続いています。
全体平均と比較して特に多いのが「かに」。全体平均が99円なのに対して139円と約1.4倍となっています。次いで全体よりも多いのが「かき」。全体平均が56円なのに対して76円と約1.35倍となっています。
<60~69歳>1世帯当たりの「魚類」支出 上位10品目(%は構成比)
70歳~は全体の約1.3倍の消費量で「魚介のつくだ煮」「いわし」の消費が多い
70歳~歳の魚介類の合計金額は全体平均が5,026円なのに対し、6,400円となっており、全体平均よりも1,374円上回り、約1.3倍となっています。
また、全ての品目で全体平均を上回っており、最も消費額が多いのは「まぐろ」で432円、次いで「さしみ盛り合わせ」354円、「さけ」341円と続いています。
全体平均と比較して特に多いのが「魚介のつくだ煮」。全体平均が79円なのに対して136円と約1.7倍と非常に多くなっています。次いで全体よりも多いのが「いわし」。全体平均が37円なのに対して57円と約1.5倍となっています。
<70歳~>1世帯当たりの「魚類」支出 上位10品目(%は構成比)
シニア世代は魚介類の消費額が全体と比べて非常に多く、年齢が高いほど金額が多くなるようです。
※データ出典元:統計局「消費動向指数(CTI)参考詳細表 年次 2018年世帯主の年齢階級別(総世帯)を加工して作成
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以前の記事※で、1か月あたりの穀類の消費支出の合計は全体平均で5,247円(※7.8%)、60~69歳で5,744円(8.0%)、70歳~4,950円(7.9%)であり、60代は全体よりも多く、70歳~は全体を下回る支出となっています。
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穀類で最も購入額が多いのは「米」、次いで「パン」
全体平均の穀類の合計金額は5,247円で、食費支出合計に対しての割合が7.8%※となっており、食費の中で6番目に多いカテゴリとなっています。
内訳の上位は、その他を除くと「米」が1,615円と最も多く、「他のパン」1,456円、「食パン」634円となっており、比率は「米」が30.8%、「他のパン」が27.7%、「食パン」12.1%となっており、「米」と「他のパン」が非常に多いことが分かります。
<全体平均>1世帯当たりの「穀類」支出(%は構成比)
60~69歳は全体よりも「乾うどん・そば」、「もち」の消費が多い
60~69歳の穀類の合計金額は全体平均が5,247円なのに対し、5,744円となっており、全体平均よりも497円上回っています。
全ての商品で全体平均を上回っており、全体平均よりも特に多いのが「乾うどん・そば」。全体平均が159円なのに対して191円と約1.2倍となっています。次いで全体よりも多いのが「もち」。全体平均が125円なのに対して149円と約1.2倍となっています。
<60~69歳>1世帯当たりの穀類支出(%は構成比)
70歳~は全体よりも「米」の消費が多く、「スパゲッティ」や「カップ麺」の消費が少ない
70歳~の穀類の合計金額は全体平均が5,247円なのに対し、4,950円となっており、全体平均よりも297円少なくなっています。
全体平均よりも合計支出額は少ないものの、「米」については60代よりも多く、1,795円となっており、全体平均の1.1倍となっています。
更に、「もち」は全体平均が125円なのに対して180円と約1.4倍となっており差が大きくなっています。「もち」に次いで差が大きいのは60代と同様に「乾うどん・そば」で、全体平均が159円なのに対して215円とそれぞれと約1.4倍の支出となっています。
一方、「スパゲッティ」は全体平均よりも少なく、全体平均が74円なのに対し、42円と約6割となっています。また「カップ麺」も全体平均が314円なのに対し194円と約6割となっています。
<70歳~>1世帯当たりの穀類支出(%は構成比)
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今回は、食費の中から「菓子類」の内訳をご紹介します。
世帯主の年齢階級別1世帯あたり菓子類支出一覧
お菓子類での購入金額上位は「アイスクリーム・シャーベット」
「チョコレート」「ケーキ」の順
全体平均の菓子類の合計金額は5,800円で、食費支出合計に対しての割合が8.6%※となっており、食費の中で5番目に多いカテゴリとなっています。
内訳の上位は、その他を除くと「アイスクリーム・シャーベット」が636円と最も多く、「チョコレート」461円、「ケーキ」434円となっており、比率は「アイスクリーム・シャーベット」が11.0%、「チョコレート」が7.9%、「ケーキ」7.5%となっています。
<全体平均>1世帯当たりの「菓子類」支出(%は構成比)
60~69歳は「まんじゅう」、「せんべい」が多い
60~69歳の菓子類の合計金額は全体平均が5,800円なのに対し、5,991円となっており、全体平均よりも191円上回っています。
中でも、金額差は少ないものの、全体平均よりも特に多いのが「まんじゅう」。全体平均が79円なのに対して100円と約1.3倍となっています。次いで全体よりも多いのが「せんべい」。全体平均が407円なのに対して484円と約1.2倍となっています。
逆に、全体よりも大きく少ないのが、「スナック菓子」と「チョコレート菓子」。「スナック菓子」は全体平均が304円なのに対し230円。「チョコレート菓子」は全体平均が102円なのに対し80円と、それぞれ全体の8割程度にとどまっています。
<60~69歳>1世帯当たりの菓子類支出(%は構成比)
70歳~は「ようかん」、「カステラ」が多く、シニア世代は洋菓子よりも和菓子
70歳~の菓子類の合計金額は全体平均が5,800円なのに対し、5,046円となっており、全体平均よりも191円少なく9割弱の支出額となっています。
全体平均よりも支出額は少ないものの、「ようかん」は全体平均が51円なのに対して75円、「カステラ」は全体平均が59円なのに対して81円とそれぞれと約1.5倍の支出となっています。また、「せんべい」、「まんじゅう」も全体平均よりも上回っています。
一方、60代と同様に「スナック菓子」、「チョコレート菓子」は全体平均よりも少なく、「スナック菓子」については、全体平均が304円なのに対し、128円と約4割、「チョコレート菓子」は全体平均が102円なのに対し48円と約5割にとどまっています。
このことから、シニア世代は洋菓子よりも「せんべい」、「まんじゅう」、「ようかん」のような和菓子を好む傾向にあると言えます。
<70歳~>1世帯当たりの菓子類支出(%は構成比)
※データ出典元:統計局「消費動向指数(CTI)参考詳細表 年次 2018年世帯主の年齢階級別(総世帯)を加工して作成
記事作成:2020年2月
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シニアマーケットについて、テーマ別にご紹介します。
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以前の記事※で、1か月あたりの肉類の消費支出の合計は全体平均で5,809円(※8.6%)、60~69歳で6,292円(8.8%)、70歳~5,128円(8.2%)であり、60代は全体よりも多く、70歳~は全体を上回るも60代には満たない支出となっています。
※前記事:【シニアの消費】食料費の内訳 2019年8月
※( )内は食費全体を100%とした場合の割合
世帯主の年齢階級別1世帯あたりの食料支出金額一覧
今回は、食費の中から「肉類」の内訳をご紹介します。
世帯主の年齢階級別1世帯あたり肉類支出一覧
肉類での購入金額上位は「豚肉」「牛肉「鶏肉」の順
全体平均の肉類の合計金額は5,809円で、食費支出合計に対しての割合が8.6%※となっており、食費の中で4番目に多いカテゴリとなっています。
内訳の上位は、「豚肉」が1,919円と最も多く、「牛肉」1,429円、「鶏肉」997円となっており、比率は「豚肉」が33.0%、「牛肉」が24.6%、「鶏肉」17.2%となっています。
<全体平均>1世帯当たりの「肉類」支出(%は構成比)
60~69歳の「牛肉」「ハム」の消費量は全体平均の約1.2倍
60~69歳の肉類の合計金額は全体平均が5,809円なのに対し、6,292円となっており、全体平均よりも483円上回り約1.1倍の支出となっています。「鶏肉」と「合いびき肉」以外は全体平均を上回っています。
中でも、金額差は少ないものの、全体平均よりも特に多いのが「牛肉」。全体平均が1,429円なのに対して1,696円と約1.2倍となっており、購入量が多いのか、他世代よりも高価格帯のものを購入しているのか分かりませんが、購入額が多くなっています。
また、「牛肉」と同様に金額差が大きいものは「ハム」。全体平均が336円なのに対し、398円と約1.2倍となっています。
<60~69歳>1世帯当たりの肉類支出(%は構成比)
70歳~も「牛肉」「ハム」の消費量は全体平均より多いが、「合いびき肉」は約6割弱
70歳~の肉類の合計金額は全体平均が5,809円なのに対し、5,128円となっており、全体平均よりも681円少なく9割弱の支出額となっています。
全体平均よりも肉類全体の支出額は少ないものの、「牛肉」は全体平均が1,429円なのに対して1,592円、「ハム」は全体平均が336円なのに対して379円と、この2種のみ平均金額を上回っています。この傾向は60代と同様のため、シニア世代は肉類の中でも特に「牛肉」と「ハム」に対する購入に積極的だと言えます。
一方、「合いびき肉」については、全体平均が153円なのに対し、88円と6割弱にとどまっており、極端に他の肉類よりも金額が少なくなっています。60代は全体平均の約9割だったので、シニア世代の中でも特に70歳以上になると、「合いびき肉」の購入が減少するのかもしれません。
<70歳~>1世帯当たりの肉類支出(%は構成比)
※データ出典元:統計局「消費動向指数(CTI)参考詳細表 年次 2018年世帯主の年齢階級別(総世帯)を加工して作成
記事作成:2020年1月
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以前の記事※で、1か月あたりの野菜・海藻の消費支出の合計は全体平均で7,404円(※11.0%)、60~69歳で8,631円(12.0%)、70歳~8,555円(13.6%)であり、60代は全体よりも多く、70歳~は全体を上回るも60代には満たない支出となっています。
※前記事:【シニアの消費】食料費の内訳 2019年8月
※( )内は食費全体を100%とした場合の割合
世帯主の年齢階級別1世帯あたりの野菜・海藻支出金額内訳
今回は、「野菜・海藻」の中から「大豆加工品」、「乾物・海藻」、「他の野菜・海藻加工品」の内訳をご紹介します。
「大豆加工品」「乾物・海藻」「他の野菜・海藻加工品」の購入金額トップは「他の野菜の漬物」
全体平均の「大豆加工品」、「乾物・海藻」、「他の野菜・海藻加工品」の合計金額は2,514円で、野菜・海藻の支出合計に対しての割合が34.0%※となっており、「大豆加工食品」915円(12.4%)、「乾物・海藻」637円(8.6%)、「他の野菜・海藻加工品」962円(13.0%)の内訳となっています。
※( )内は「野菜・海藻」全体を100%とした場合の割合
その内訳の上位は、「他の野菜の漬物」が369円と最も多く、次いで「豆腐」362円、「納豆」298円となっています。
<全体平均>1世帯当たりの「大豆加工品」「乾物・海藻」「他の野菜・海藻加工品」支出
(%は構成比)
60~69歳は全品で全体平均よりも多く、特に”干ししいたけ”は約1.3倍
60~69歳の「大豆加工品」「乾物・海藻」「他の野菜・海藻加工品」の合計金額は全体平均が2,514円なのに対し、3,027円となっており、全体平均よりも513円上回り1.2倍の支出となっています。また、全ての項目で金額が上回ってっています。
中でも、「他の野菜の漬物」に関しては、全体平均が369円なのに対して474円と約1.3倍となっており、全体よりもシニア世代に、人気であることが分かります。
また、金額差は少ないものの、全体平均よりも特に多いのは「干ししいたけ」。全体が30円に対し、41円と約1.4倍となっています。また、次いで「はくさい漬け」は全体が59円に対し55円と、約1.3倍となっており、全体平均よりも大きく上回っています。
<60~69歳>1世帯当たりの大豆加工品、乾物・海藻、他の野菜・海藻加工品支出
(%は構成比)
70歳~も全品で全体平均よりも多く、特に”豆類”は約1.6倍
70歳~の「大豆加工品」「乾物・海藻」「他の野菜・海藻加工品」の合計金額は全体平均が2,514円であるのに対し、3,032円となっており、全体平均の1.2倍となっています。また合計金額は60代より若干上回っており、シニア世代は年齢が高くになるにつれ、このカテゴリの支出額が多くなる傾向にあると言えます。
一番多いのは60代と同様に「他の野菜の漬物」となっており、全体平均が369円なのに対し438円と約1.2倍となっています。
また、金額差は少ないものの、全体平均よりも特に多いのは「豆類」。全体が32円に対し、40円と約1.6倍となっています。また、次いで「干ししいたけ」は全体が30円に対し47円と、約1.6倍となっており、全体平均よりも大きく上回っています。
このことから、大豆商品や乾物・海藻、他の野菜・海藻加工品は、日本人特有の食文化を反映した内訳であると言えそうで、この傾向はシニアになればなるほど強くなっているようです。
<70歳~>1世帯当たりの大豆加工品、乾物・海藻、他の野菜・海藻加工品支出
(%は構成比)
※データ出典元:統計局「消費動向指数(CTI)参考詳細表 年次 2018年世帯主の年齢階級別(総世帯)を加工して作成
記事作成:2020年1月
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内閣府より発表される『高齢社会白書』を元に、具体的な数字を交えてながら
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シニアが思う支えられるべき高齢者とは70歳以上
60歳以上の人に、一般的に支えられるべき高齢者とは何歳以上だと思うか聞いたところ、「60歳以上」又は「65歳以上」と答えた人は少なく、70歳より上の年齢を挙げた人が約8割でした。
都市規模別に見ると、都市規模が小さいほど、80歳以上の年齢を挙げる割合が高くなる傾向が見られます。また、年齢別に見ると、60~74歳までは「75歳以上」が最も多くなっています、75歳以上では「80歳以上」が最も多くなっています。
一般的に、支えられるべき高齢者の年齢(択一回答)
シニアが最期を迎えたい場所として「自宅」と過半数が回答
60歳以上の人に、万一治る見込みがない病気になった場合、最期を迎えたい場所はどこかを聞いたところ、約半数(51.0%)の人が「自宅」と答えています。次いで、「病院・介護療養型医療施設」が31.4%となっています。
性別に見ると、「自宅」とする回答は、男性の59.2%に対し、女性は43.8%とやや低くなっています。さらに年齢別に見ると、男性は年齢による差はあまりありませんが、女性は年齢が高くなるほど「自宅」とする割合が増える傾向にあります。
完治が見込めない病気の場合に迎えたい最期の場所(択一回答)
(性・年齢別)
また、未既婚や同居形態による差も見られ、「既婚(配偶者と離別)」や「単身世帯」、「二世代世帯(親と同居)」では、他に比べて「自宅」と答える割合が低くなっています。
完治が見込めない病気の場合に迎えたい最期の場所(択一回答)
(未既婚・同居形態別)
シニアの約3分の1が孤独死を身近に感じている
60歳以上の人に、誰にも看取られることなく亡くなった後に発見される「孤立死」を身近に感じるかどうかを聞いたところ、身近に感じる(「とても感じる」、「まあ感じる」の合計)とした人が34.1%と約3分の1を占める一方、「あまり感じない」、「まったく感じない」は合計で64.0%でした。
年齢別では、年齢が高くなるほど、「まったく感じない」とする人の割合が高くなっています。
未既婚別では、「未婚」「既婚(配偶者と離別)」の人が、孤立死を身近に感じると答える人の割合が多くなっています。
孤独死を身近に感じるか(択一回答)
記事作成:2020年1月
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シニアの外出手段は自家用車と徒歩が多い
60歳以上の人に対し、外出する際、どのような手段で外出しているのかを聞いたところ、「自分で運転する自動車」(56.6%)と「徒歩」(56.4%)が多く、「自転車」(22.4%)、「家族などの運転する自動車」(20.5%)、「電車」(20.3%)、「バス」(20.2%)がいずれも2割程度となっています。
複数回答なので単純に合計できませんが、「自分で運転する自動車」が56.6%、「家族などの運転する自動車」が20.5%と、かなりの人が移動手段に自家用車を利用していることになります。
外出する際に利用する手段(複数回答)<都市規模別>
年齢別に見ると、「自分で運転する自動車」とする割合は年齢が上がるほど減少し、80歳以上では、26.4%となりますが、「家族などの運転する自動車」とする割合は、年齢が上がるほど増える傾向にあります。
外出する際に利用する手段(複数回答)<年齢別>
シニアの過半数以上が外出時に自分で運転している
自分で運転する自動車を外出の手段としている人に対し、運転頻度をたずねたところ、「ほとんど毎日運転する」と答えた人は約3分の2(67.4%)となっています。
「ほとんど毎日運転する」とした人の割合を都市規模別に見ると、「大都市」の50.0%に対し、「中都市」66.7%、「小都市」72.9%、「町村」75.5%と、都市規模が小さいほど毎日運転する割合が高くなっています。
また、男女別に見ると、女性より男性の方が「ほとんど毎日運転する」とする人の割合がやや高い。年齢別に見ると、年齢が高くなるほど運転頻度は少なくなる傾向がありますが、80歳以上でも5割以上がほとんど毎日運転しています。
外出の際に自分で運転する頻度(択一回答)
※外出の際に自分で自動車を運転する人=100%
80歳以上は「年齢や身体的な支障の有無にかかわらず、車の運転を続けようと思っている」人が多い
自分で運転する自動車を外出の手段としている人に対し、今後車を運転することについて、どのように思っているかを聞いたところ、「一定の年齢になったら、車の運転をやめようと思っている」人が40.4%、「視力の低下などにより運転の支障を感じたら、車の運転をやめようと思っている」人が39.8%となっています。
一方で「年齢や身体的な支障の有無にかかわらず、車の運転を続けようと思っている」人も11.5%います。この割合は、都市規模別に見ると、都市規模が小さいほど高くなる傾向にあります。
また、男女別に見ると、男性の方が車の運転を続けようと思っている割合が高く、年齢別では、65歳以上では、年齢が上がるほど、車の運転を続けようと思っている割合が増える傾向にあります。
今後の車を運転することについての考え(択一回答)
※外出の際に自分で自動車を運転する人=100%
記事作成:2020年1月
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以前の記事※で、1か月あたりの野菜・海藻の消費支出の合計は全体平均で7,404円(※11.0%)、60~69歳で8,631円(12.0%)、70歳~8,555円(13.6%)であり、60代は全体よりも多く、70歳~は全体を上回るも60代には満たない支出となっています。
※前記事:【シニアの消費】食料費の内訳 2019年8月
※( )内は食費全体を100%とした場合の割合
世帯主の年齢階級別1世帯あたりの野菜・海藻支出金額一覧
今回は、「野菜・海藻」の中でも最も支出の多い「生鮮野菜」の内訳をご紹介します。
生鮮野菜の購入金額トップはトマト
全体平均の生鮮野菜の合計金額は4,890円で、野菜・海藻の支出合計に対しての割合が66.0%※となっており、野菜・海藻カテゴリの中で一番多くなっています。
その内訳の上位は、トマトが574円と最も多く、他の葉茎菜を除いた2位のきゅうり232円の約2.5倍となっています。また生鮮野菜カテゴリ中でも11.7%を占めていることから、他の生鮮野菜よりも購入量・頻度が高い、もしくは単価が高いのではないかと想定されます。
<全体平均>1世帯当たりの生鮮野菜支出(%は構成比)
60~69歳の全品で全体平均よりも多く、特に”たけのこ”は約1.2倍
60~69歳の生鮮野菜の合計金額は全体平均が4,890円なのに対し、5,604円となっており、全体平均よりも714円上回っています。全ての項目で金額が上回ってっています。
中でも、”たけのこ”に関しては、全体平均が46円なのに対して56円と約1.2倍となっており、金額は少ないですが、全体よりもシニア世代に、人気であることが分かります。
また、金額差が一番多いのはトマトで、全体平均が574円なのに対し、655円と、81円の差異があります。また同等に差異が大きいのは他の葉茎菜で、全体平均が473円なのに対し、553円と80円の差異があります。
逆に、”えのきたけ”は全体平均が82円なのに対し、85円と、その差3円と最も差異が少なく全体と同等であることが分かります。
<60~69歳>1世帯当たりの生鮮野菜支出(%は構成比)
70歳~の生鮮野菜の支出は全体平均の約1.1倍で、”さつまいも”は1.4倍
70歳~の生鮮野菜の合計金額は全体平均が4,890円であるのに対し、5,523円となっており、全体平均の1.1倍と全体を上回っています。また、もやし、ねぎ、たまねぎ、しめじ以外の品目で全体平均を上回っています。
このことから、若い世代よりもシニア世代は生鮮野菜を購入傾向にある、もしくは単価の高いものを購入しているといえます。
中でも、”さつまいも”に関しては、全体平均が71円なのに対して77円と約1.4倍となっており、金額は少ないですが、70代に人気であることが分かります。
また、金額差が一番多いのはトマトで、全体平均が574円なのに対し、714円と、140円の差異があり約1.4倍となっています。
<70歳~>1世帯当たりの生鮮野菜支出(%は構成比)
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60歳以上の9割以上が現在の地域に住み続ける予定
60歳以上の男女に、現在住んでいる地域に住み続ける予定があるかどうかを聞いたところ、93.1%の人が「ある」と答えました。
年齢別に見ると、年齢が高くなるほど、住み続ける予定がある人の割合が増える傾向にあります。
住居形態別に見ると、「持家(計)」に住んでいる人は、95.5%が住み続ける予定とする一方、「賃貸住宅(計)」では75.4%となっています。
現在住んでいる地域に住み続ける予定(択一回答)
「近所の人との支え合い」は安心して住み続けるために必要なもののトップ
現在住んでいる地域に住み続ける予定の人に、安心して住み続けるためには、どのようなことが必要か聞いたところ、「近所の人との支え合い」(55.9%)が最も多く、続いて「家族や親族の援助」(49.9%)、「かかりつけ医等健康面での受け皿」(42.6%)、「公的機関からの援助」(35.2%)、「移動手段や商業施設などの生活環境の利便」(30.1%)の順となっています。
年齢別に見ると、年齢が高いほど、「家族や親族の援助」が必要と考える割合が高くなる傾向があります。
安心して住み続けるために必要なこと・上位6項目(全体・性別・年齢別)
また、同居形態別に見ると、「近所の人との支え合い」を挙げる人の割合は、親と同居する二世代世帯や三世代世帯で他の世帯形態より高く、「家族や親族の援助」を挙げる人の割合は、子や孫と同居する三世代世帯で高い。「かかりつけ医等健康面での受け皿」を挙げる人の割合は、親と同居の二世代世帯で高くなっています。
一方、単身世帯では、いずれの項目でも、必要と感じる割合が他の世帯形態に比べて低い傾向が見られます。
安心して住み続けるために必要なこと・上位6項目(同居形態別)
あいさつ以外の近所づきあいをしているのは約6割
ふだん、近所の人とどの程度のつきあいをしているかを聞いたところ、「親しくつきあっている」が30.0%、「あいさつ以外にも多少のつきあいがある」が29.1%と、合計で約6割があいさつ以外のつきあいをしています。
都市規模別では、規模が小さいほど、また、男女別では、男性より女性の方が、あいさつ以外のつきあいをしている割合が高くなっています。
年齢別では、年齢が高いほど、あいさつ以外のつきあいをする割合が高くなる傾向が見られる一方で、「つきあいはほとんどない」人の割合も、年齢とともに徐々に増え、80歳以上では9.5%と約1割になっています。
近所の人とのつきあいの程度(択一回答)
家族や親族の中での役割は性別・年齢によって異なる
60歳以上の人に、家族や親族の中でどのような役割を担っているかを聞いたところ、「家事を担っている」が49.8%と約半数となる一方、「特に役割はない」とする人も22.2%います。家庭や親族での役割は、性や年齢による差が見られるようです。
家族や親族の方々の中で果たしている役割(複数回答/全体・性別)
「家事を担っている」や「小さな子供の世話をしている」は、女性で多い一方、「家族や親族関係の中の長である」、「家族の支え手である」は男性で多くなっています。ただし、いずれも年齢が高くなるに従って、減少する傾向にあります。
一方、「特に役割はない」とする人の割合は、男女別では男性で高く、また、年齢別では年齢が上がると共に高くなる傾向が見られ、80歳以上では男女とも4割程度となっています。
家族や親族の方々の中で果たしている役割(複数回答/年齢別)
実施中の社会的活動の中で最も多いのは「自治会、町内会などの自治組織の活動」
60歳以上の人が現在行っている社会的な活動は、「自治会、町内会などの自治組織の活動」が26.5%と最も多く、「趣味やスポーツを通じたボランティア・社会奉仕などの活動」が17.5%となっています。一方で、「特に活動はしていない」人は60.1%を占めています。
都市規模別では、大都市で「特に活動はしていない」人が71.5%と、他の都市規模が5割台であるのに比べて高くなっています。
現在行っている社会的な活動(複数回答/全体・都市規模別)
性別では、男性で「自治会、町内会などの自治組織の活動」(30.5%)をしている人の割合がやや高くなっています。
年齢別では、「特に活動はしていない」人の割合が、60~79歳では6割前後で大きな変化は見られませんが、80歳以上になると72.2%と高くなっています。
現在行っている社会的な活動(複数回答/性別・年齢別)
また、住居形態別に見ると、「持家(計)」が、「賃貸住宅(計)」より「特に活動はしていない」とする割合が低い。仕事の状況別に見ると、有職より無職の方で、「特に活動はしていない」とする割合がやや多くなっている(図1-3-8)
現在行っている社会的な活動(複数回答/仕事状況別・住居形態別)
記事作成:2020年1月
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総務省統計局より発表される『消費動向指数』を元に、具体的な数字を交えてながら
シニアマーケットについて、テーマ別にご紹介します。
シニアマーケットをマクロ視点で捉える際にお役立てください。
以前の記事※で、1か月あたりの調理食品に係る消費支出の合計は全体平均で8,961円(※13.3%)、60~69歳で9,539円(13.3%)、70歳~8,247円(13.1%)であり、60代は全体よりも多く、70代は全体を下回っています。今回は調理食品の内訳をご紹介します。
※前記事:【シニアの消費】食料費の内訳 2019年8月
※( )内は食費全体を100%とした場合の割合
世帯主の年齢階級別1世帯あたり外食費金額一覧
その他を除く全体平均で一番多いのは弁当、すし(弁当)、天ぷら・フライの順
総世帯の調理食品費の合計金額は8,961円で、食費支出合計に対しての割合が13.3%※となっており、食費の中で2番目に多いカテゴリとなっています。
その内訳の上位は、弁当が1,200円と最も多く、すし(弁当)が909円、天ぷら・フライ762円となっており、比率は弁当が13.4%、すし(弁当)が10.1%、天ぷら・フライ8.5%となっています。
<全体平均>1世帯当たりの調理食品費(%は構成比)
60~69歳の調理食品費は全体よりも多く、特に全体平均との差が大きいのは、すし(弁当)
60~69歳の外食費の合計金額は全体平均が8,961円であるのに対し、9,539円となっており、全体平均よりも578円上回っています。ほぼ全ての項目で金額が上回ってっており、全体よりも調理食品に対しての支出が多くなっています。
特に差異が大きいのは、すし(弁当)で、全体平均が909円なのに対して1,108円と約1.2倍となっており、全体よりもシニア世代に、すしが人気であることが分かります。
逆に全体平均より少なく、金額差が大きい順で見ると、おにぎり・その他が全体平均の92.2%、冷凍調理食品が95.2%、そうざい材料セット92.2%、ハンバーグ96.5%となっています。
<60~69歳>1世帯当たりの調理食品費(%は構成比)
70歳~の調理食品費は全体平均の9割程度で、うなぎのかば焼きは全体平均の1.4倍
70歳~の調理食品費の合計金額は全体平均が8,961円であるのに対し、8,247円となっており、全体平均の約9割と全体を下回っています。
金額差が一番大きいのは弁当であり、全体が1,200円なのに対し865円と全体の約7割に留まっています。また、その次に差が大きいのは、冷凍調理食品で、全体が478円なのに対し、278円と5.8割と非常に少なくなっています。
逆に、全体平均よりも金額が上回っている項目は、60~69歳と同様で、すし(弁当)。全体平均が909円なのに対し、1,068円と約1.2倍となっています。
その他金額は少ないが特徴的なのは、うなぎのかば焼き。全体が148円なのに対し、210円と約1.4倍となっています。うなぎのかば焼きについては、60代も同様に全体を上回っており、シニア世代に人気であるということが分かります。
<70歳~>1世帯当たりの調理食品費(%は構成比)
※データ出典元:統計局「消費動向指数(CTI)参考詳細表 年次 2018年世帯主の年齢階級別(総世帯)を加工して作成
記事作成:2019年12月
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60歳以上の約9割が持家に居住
全国の60歳以上の男女に現在の住まいの形態を聞いたところ、「持家(計)」(一戸建てと分譲マンション等の集合住宅の合計)とする者が9割近く(88.2%)となっています。
都市規模別に見ると、大都市では「持家(計)」の割合が8割弱(79.4%)とやや低くなっています。
また、未既婚別でも差が見られ、「持家(計)」の割合は、「既婚(配偶者あり)」で91.7%と高くなっている一方、「既婚(配偶者と離別)」は54.4%、「未婚」では78.3%と低くなっています。
現在の住まいの住居形態(都市規模別、年齢別、未既婚別)
持家より賃貸住宅居住者で不安を感じている割合が高い
次に、60歳以上の人に、将来の住まいに関して不安と感じていることがあるかどうかを聞いたところ、「不安と感じていることはない」とする人が71.1%であるのに対し、「不安と感じていることがある」とする人は26.3%でした。
年齢別に見ると、年齢が高くなるほど、「不安と感じていることはない」とする人の割合が高くなる傾向があります。
持家、賃貸住宅の別で見ると、「不安と感じていることがある」とする人が「持家(計)」の24.9%に対し、「賃貸住宅(計)」(一戸建てとアパート、マンション、公営・公団等の集合住宅の合計)の人が36.5%と高くなっています。
住まいに関して不安と感じていることの有無(年齢別、住居形態別)
「不安と感じていることがある」と答えた人が、具体的にどのような点を不安に感じているかを住居形態別に見ると、「持家(計)」の人は、「虚弱化したときの住居の構造」(29.7%)、「住宅の修繕費等必要な経費を払えなくなる」(26.5%)、「世話をしてくれる人の存在」(24.3%)を不安と感じている割合が比較的高いのに対し、「賃貸住宅(計)」の人は、「高齢期の賃貸を断られる」(19.5%)、「家賃等を払い続けられない」(18.2%)を挙げる割合が、比較的高くなっています。
住まいに関して不安と感じていること(年齢別、住居形態別)
(住まいに関して不安と感じている人=100%)
記事作成:2019年12月
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以前の記事※で、1か月あたりの外食に係る消費支出の合計は全体平均で13,419円(※19.9%)、60~69歳で11,614円(16.2%)、70歳~8,567円(13.6%)であり、年齢が高くになるにつれ、外食費関連の支出金額は高くなっています。今回は外食費の内訳をご紹介します。
※前記事:【シニアの消費】食料費の内訳 2019年8月
※( )内は食費全体を100%とした場合の割合
世帯主の年齢階級別1世帯あたり外食費金額一覧
全体平均で一番多いのは飲酒代、次いで和食、すし(外食)の順
総世帯のその他の外食費の合計金額は13,419円で、食費支出合計に対しての割合が19.9%※となっており、食費の中で一番多いカテゴリとなっています。
その内訳の上位は、飲食代が2,129円と最も多く、和食が1,767円、すし(外食)1,049円となっており、比率は飲酒代が15.9%、和食が13.2%、すし(外食)7.8%となっています。
飲酒代が1位であるものの、2位は和食で3位すし(外食)も和食であり、4位が洋食、6位が焼肉という順番であることから、全体的に和食が好まれる傾向にあります。
<全体平均>1世帯当たりの外食費
60~69歳の外食費のうち、日本そば・うどんは全体平均の1.1倍、ハンバーガーは全体平均の約5.8割
60~69歳の外食費の合計金額は全体平均が13,419円であるのに対し、11,614円となっており、全体平均の8.6割と少なくなっています。
内訳で特徴的なのは、日本そば・うどんが全体平均462円なのに対して507円と約1.1倍。すし(外食)が全体平均1,049円なのに対し1,083円。和食は全体平均1,767円と同額となっており、外食費全体は少ないが、和食の外食費については全体平均を上回っています。
逆に、全体よりも差が大きいのはハンバーガーであり、全体平均275円に対し、159円と約5.8割であり、60代は全体よりもハンバーガーを外食していないということが分かります。ファーストフードはあまり好まれないのかもしれません。
<60~69歳>1世帯当たりの外食費
70歳~の外食費は全体平均の6.4割
70歳~の外食費の合計金額は全体平均が13,419円であるのに対し、8,567円となっており、全体平均の6.4割と60代よりも更に少なくなっています。
全体的に平均よりも支出が少なくなっていますが、差が一番大きいのは60代と同様にハンバーガーであり、全体が275円なのに対し58円と全体の2.2割に留まっています。
その次に差が大きいのは、飲食代で全体平均2,129円に対して1,016円と4.8割となっています。年齢が高くになるにつれ、外で飲酒することが明らかに減っていることが分かります。年齢を重ね身体を気を使うようになり、そもそも飲酒を控えているのか、家での飲酒額が増えているのかは、また別の記事でご紹介いたします。
<70歳~>1世帯当たりの外食費
※データ出典元:統計局「消費動向指数(CTI)参考詳細表 年次 2018年世帯主の年齢階級別(総世帯)を加工して作成
記事作成:2019年12月
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以前の記事※で、1か月あたりのその他の消費支出の合計は全体平均で43,185円(※16.6%)、60~69歳で47,868円(17.7%)、70歳~38,200円(18.0%)であり、その他の消費支出、60代は全体平均よりも支出金額が高いですが、70代は低くなっています。今回はその他の消費支出の内訳をご紹介します。
※前記事:【シニアの消費】品目分類別支出額 2019年7月
※( )内は全体の構成比
世帯主の年齢階級別1世帯あたりその他の消費支出金額一覧
総支出のうち、その他の消費支出は16.6%で、1か月の約4.3万円
総世帯のその他の消費支出の合計金額は43,184円で、支出合計に対しての割合が16.6%※と全体支出のうち、食料費に次いで2番目に多いカテゴリとなっています。
その内訳の上位は、他の諸雑費を除くと交際費が10,964円と最も多く、こづかい(使途不明)が5,991円、理美容用品が3,761円となっており、比率は交際費が25.4%、こづかい(使途不明)が13.9%、理美容用品が8.7%となっています。
尚、「交際費」とは、贈与金やつきあい費や住宅関係負担費等が含まれ、「理美容用品」とは、理美容用の電気器具や歯ブラシ、化粧品、シャンプー・トリートメント等が含まれます。
これについての詳細は別途ご紹介させていただきます。
<全体平均>1世帯当たりのその他の消費支出金額
60~69歳のその他の消費支出のうち、交際費は全体平均の約1.2倍
60~69歳のその他の消費支出の合計金額は全体平均が43,184円であるのに対し、47,868円となっており、全体平均よりも多くなっています。
内訳を見ると、交際費が全体平均よりも約2,200円多く、構成比も2%高くなっており、他の諸雑費に関しては全体平均よりも約2,900円多く、構成比も約3%高くなっています。
尚、以降の記事にてご紹介しますが「他の諸雑費」には冠婚葬祭関係費や医療保険料等が含まれています。
また、全体的に平均よりも金額が多い反面、仕送り金については平均が3,318円だったのに対し、2,667円と下回っています。これは恐らく、子供が独立し、仕送りが必要なくなったからではないかと想定されます。
<60~69歳>1世帯当たりのその他の消費支出金額
70歳~のその他の消費支出は全体平均の1.5倍
70歳~のその他の消費支出合計金額は全体平均が43,184円であるのに対し、38,201円と全体平均の約9割となっており、そもそも支出が少なくなっています。
内訳を見ると、交際費は全体が10,964円であったのに対し、12,909円と約1.2倍になっており、構成比も33.8%と非常に高くなっています。ただし、60代ほど高くはありません。
また、特徴的なのは、仕送り金が全体平均が3,318円なのに対し、1,238円と全体の半分以下の約4割になっています。これも、60代と同様に子供が独立したためだと想定されます。
その他、金額は少ないですが、たばこに関して全体平均が1,127円なのに対し、566円と約5割となっており、喫煙率が低いのも分かります。70歳~は健康に気遣いたばこを辞める傾向にあるのかもしれません。
<70歳~>1世帯当たりのその他の消費支出金額
※データ出典元:統計局「消費動向指数(CTI)参考詳細表 年次 2018年世帯主の年齢階級別(総世帯)を加工して作成
記事作成:2019年11月
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増加する高齢者のインターネット利用
過去1年間にインターネットを利用したことがあるかについて、利用者の年齢階級別に6年前と比較すると、70~79歳が14.4ポイント増と最も大きく、次いで60~69歳が11.3ポイント増などとなっており、インターネットを利用する60代、70代の者が増加傾向にあります。
利用者の年齢階級別インターネット利用率
また、インターネットを利用したことがあると回答した65歳以上の者の使用頻度についてみると、半数近くの43.2%が「毎日少なくとも1回」は利用していると回答しています。
インターネットの使用頻度(65歳以上のインターネット利用者)
高齢者がインターネットで調べる医療・健康の情報
内閣府が全国の55歳以上の男女を対象に行った調査によると、医療や健康に関する情報をインターネットで調べることがあるか尋ねたところ、「病気について(病名や症状、処置方法)」の情報を得ている人が22.6%、「病院などの医療機関」が14.0%、「薬の効果や副作用」が13.6%となっています。
また、インターネットで情報を調べると回答した人のうち、どの程度の情報を行動の根拠にしているかについてみると、「他の情報とあわせて判断し有用な情報であれば行動の根拠としている」が49.2%と最も多くなっています。ついで、「いずれの情報も参考程度で行動の根拠にはしない」が33.0%となっており、「ほぼ信用して行動の根拠にしている」については、14.1%となっています。
医療・健康についてどのような情報を得ているか
インターネットで得た情報のうち、どの程度の情報を行動の根拠にしているか
59.8%が介護をする際に介護ロボットを利用したい、65.1%が介護を受ける際に介護ロボットを利用してほしい
内閣府が行った調査によれば、介護をする際に、介護ロボットを利用したいと回答した人の割合は、「利用したい」(24.7%)と「どちらかといえば利用したい」(35.1%)と回答した人の割合をあわせると59.8%で、「利用したくない(小計)」(33.9%)と回答した人よりも多くなっています。
また、介護を受ける際に介護ロボットを利用してほしいと回答した人の割合は、「利用してほしい」(35.1%)と「どちらかといえば利用してほしい」(30.0%)と回答した人の割合をあわせると65.1%で、「利用してほしくない(小計)」(29.3%)と回答した人よりも多くなっています。
介護をする際の介護ロボット利用意向
介護を受ける際のロボット利用意向
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60歳以上の者の自殺者は減少傾向に
2018年における60歳以上の自殺者数は8,367人で、前年から減少しています。年齢階層別に見ると、60~69歳(3,079人)、70~79歳(2,998人)、80歳以上(2,290人)となり、70~79歳及び80歳以上では前年に比べ増加しています。
60歳以上の自殺者数の推移
東日本大震災関連死の死者数のうち約89%は66歳以上
2011年3月11日に発生した東日本大震災における被害状況を見ると、被害が大きかった岩手県、宮城県、福島県の3県で収容された死亡者は2019年2月28日までに15,827人にのぼり、検視等を終えて年齢が判明している15,767人のうち60歳以上の人は10,420人と66.1%を占めています。
東北地方太平洋沖地震における年齢階級別死亡者数
また、東日本大震災における震災関連死の死者※数は、2018年9月30日時点で3,701人にのぼり、このうち66歳以上が3,279人と全体の88.6%を占めています。
※「震災関連死の死者」とは、「東日本大震災による負傷の悪化等により亡くなられた方で、災害弔慰金の支給等に関する法律に基づき、当該災害弔慰金の支給対象となった方」と定義。(実際には支給されていない方も含む。)
記事作成:2019年11月
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以前の記事※で、1か月あたりの家具・家事用品の支出合計は全体平均で9,990円(※3.8%)、60~69歳で11,291円(4.2%)、70歳~8,722円(4.1%)であり、家具・家事用品に係る支出は、60代は全体平均よりも支出金額が高いですが、70代は低くなっています。今回はその家具・家事用品の内訳をご紹介します。
※前記事:【シニアの消費】品目分類別支出額 2019年7月
※( )内は全体の構成比
世帯主の年齢階級別1世帯あたり家具・家事用品支出金額一覧
総支出のうち家具・家事用品支出は3.8%で、1か月の住居に係る支出は約1万円
総世帯の家具・家事用品の合計金額は9,991円で、支出合計に対しての割合が3.8%※と全体支出のうち、その他の消費支出を除くと教育費、被服及び履物に次いで3番目に額が少ないカテゴリとなっています。
その内訳の上位は、家事用消耗品が2,299円、家事用耐久財が1,846円、家事雑貨が1,796円となっており、比率は家事用消耗品が23.0%、家事用耐久財が18.5円、家事雑貨が18.0%となっています。
尚、「家事用消耗品」とはティッシュペーパー・トイレットペーパーや洗剤等の普段の家事に必要なものであり、「家事耐久財」は電子レンジや掃除機、洗濯機等の耐久消費財、「家事雑貨」とは、タオルや食器等の台所用品が含まれます。
これについての詳細は別途ご紹介させていただきます。
<全体平均>1世帯当たりの家具・家事用品支出金額
60~69歳の”家事用耐久財”支出は全体平均の1.2倍でより良いモノを購入
60~69歳の家具・家事用品の合計金額は全体平均が9,991円であるのに対し、11,293円と全体平均と、1,000円程度多くなっています。
内訳を見ると、構成比はあまり変化はないものの、それぞれの項目で金額が上回っており、特に”家事用耐久財”の金額については全体平均よりも約380円多く約1.2倍になってます。
このことから、詳細は別記事にて紹介しますが、電子レンジや掃除機、洗濯機等全て全体平均よりも高く、これまで使用していたものより良いモノを選んでいるということが想定されます。
また、”家事消耗品”と”家事雑貨”については全体平均より構成比が下回っており、モノを大事にしていると言えるかもしれません。
<60~69歳>1世帯当たりの家具・家事用品支出金額
70歳~の”家事代行料”支出は全体平均の1.5倍
70歳~の家具・家事用品の合計金額は全体平均が9,991円であるのに対し、8,723円と全体平均の8.7割となっており、そもそも支出が少なくなっています。
内訳を見ると、”家事雑貨”が全体平均よりも500円少なくなっており、構成比も約3%低くなっています。食器や台所用品の買い替えが少ないのかもしれません。
また、”家事サービス”については、額は少ないものの、全体平均よりも137円多くなっており、中でも”家事代行料”は約1.5倍となっています。加齢に伴った身体の衰えからそういったサービスを上手く活用しているのかもしれません。
<70歳~>1世帯当たりの家具・家事用品支出金額
※データ出典元:統計局「消費動向指数(CTI)参考詳細表 年次 2018年世帯主の年齢階級別(総世帯)を加工して作成
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- 【シニアの消費】住居費の内訳 2019年9月
- 【シニアの消費】教育費の内訳 2019年9月
- 【シニアの消費】交通・通信費の内訳 2019年8月
- 【シニアの消費】食料費の内訳 2019年8月
- 【シニアの消費】品目分類別支出額 2019年7月
- 【シニアの消費】有業人員数・持ち家率・消費支出額 2019年7月
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