6区分・各カテゴリの特徴
シニアライフ総研®独自の6つのカテゴライズ
シニアライフ総研®では「シニア」を年齢軸で55歳以上と定義していますが、63歳でも現在働いている人もいれば、85歳で寝たきりの人もいるように、その方の生活背景、行動様式、社会との関わり方など、その特徴は一概に一括りにできるわけではありません。
そこで、シニアの特徴をまずは大局で掴むために、年齢軸の他に就業状況、身体状態、普段利用しているデジタルデバイスやインターネットの利用頻度、趣味やコミュニティ参加などの回答を得点化し、シニアライフ総研®独自の視点で6つの分類にシニア世代を大別しています。
※都市部:東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県、愛知県、大阪府
非都市部:その他都道府県
「現役層」と「引退層」は、55歳~65歳までの年齢軸の中で、現役で働いている層と既に引退した層と就業状況で分けています。
「アラ70/アクティブ層」と「アラ70/マイペース層」は65歳以上という年齢軸の中で、健康上問題なく日常生活を送っている、いわゆる健康寿命内のシニアを指しています。
その中で、趣味に割いている時間やお金、コミュニティへの参加度、デジタルデバイスやインターネットを活用状況、健康維持のために行っている事等のライフスタイルを得点化し、アクティブな層とそうでない層と分けています。
「居宅介護層」と「施設介護層」は、65歳以上の年齢軸の中でも、健康・身体上何らかの制限があり介護・看護等のサポートを受けている、いわゆる健康寿命外のシニアを指しています。
現在在宅でサポートを受けている層を「居宅介護層」、介護施設でサポートを受けている層を「施設介護層」として区分しています。
また、それぞれの層でも比較的都市部に居住する方と、非都市部に居住する方で傾向が見られるものもありますので、現在の生活拠点が東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県、愛知県、大阪府の6県を「都市部」とし、それ以外の都道府県を非都市部としています。
調査・分析の目的によってシニアマーケットのセグメンテーション軸は異なるかと思いますが、シニアライフ総研®ではこの6区分のカテゴリで大きく括り、生活者の実態を常にウォッチしていきます。